![](https://crypt-information.com/wp-content/uploads/2022/11/My-project-1-35.jpg)
投資対象として、分析するにはホワイトペーパーは必読です。
しかしホワイトペーパーで、どこを・何を確認すべきなのかが分からない、英語ばかりで読む気が起きない、という声もよくお聞きします。
そこで、ホワイトペーパーで確認すべきポイントのまとめ。ホワイトペーパーの日本語訳。を以下でご紹介いたしますので、ご活用下さい。
目次
1.「確認ポイント」
1-1.ロードマップ(開発スケジュール)
1-2.発行主体(プロジェクトメンバー)
1-3.拠点
1-4.資金調達方法・使い道
1-5.開発目的(具体性があるか)
1-6.発行上限
2.「ホワイトペーパー」
2-1.日本語訳
2-2.原文
1.「確認ポイント」
まず以下の図をご覧ください。
ホワイトペーパーから読み取るべきポイントを簡単にまとめたものです。
![](https://crypt-information.com/wp-content/uploads/2023/01/My-project-1-39-1-1024x536.jpg)
ホワイトペーパーからはひとまず、発行上限までの6つの事項が確認できるかチェックしましょう。
仮想通貨は信用できる情報をどれだけ早く正確に手に入れられるかが大事です。
チェック項目を絞っておくことで、少しでも他の方より一歩先へ行けるよう準備しておきましょう。
ただ、ホワイトペーパーの中には、技術的側面が多く記載されたホワイトペーパーや、記載情報が少ないものもあります。
そこで、上記の6つの項目がホワイトペーパーに記載されているかの有無と、無かった場合の簡易的な検索結果をまとめましたので、ぜひご活用下さい。
ロードマップ(開発スケジュール):APEX 仮想通貨
ロードマップとは、丁寧に一言で表すと、「(ある仮想通貨の)今後の計画を記したもの」です。
![](https://crypt-information.com/wp-content/uploads/2023/02/ロードマップ.png)
ホワイトペーパ―の中で、その仮想通貨の今後または現在の進捗具合を知るのに、ロードマップは大きな役割を果たします。このロードマップが細かく書かれている方が投資家にとっても投資対象かどうか判断しやすいですし、綿密な計画を練っている事も判断できるので、ロードマップの粒度も確認したいポイントです。
【APEX ロードマップ】:
APEXのロードマップですが、以下のような画像でホワイトペーパーに記載ありました。
2022年のロードマップの画像が貼られており、視覚的にも分かりやすいですね。
進捗も遅れているとの旨のニュースは調べてもありませんでしたので、順調に進んでいると思われます。
ただ調査期間が2022/12月付近だった事から少し古いものになっている可能性もあるので、2023年のロードマップに更新されているのが確認でき次第、更新いたします。
![](https://crypt-information.com/wp-content/uploads/2022/11/image-5.png)
発行主体(プロジェクトメンバー):APEX 開発メンバー
![](https://crypt-information.com/wp-content/uploads/2023/02/My-project-1-1-1.png)
発行主体は見落としがちですが、しっかり確認しましょう。
時価総額が高く例えばETHのように有名であれば、発行元が不明瞭なことはあり得ませんが、念のためどのホワイトペーパーでも確認するようにしましょう。
【APEX 発行元】:
ホワイトペーパーからは見つけられませんでした。
【検索結果】:
検索しても発行元、開発者についての情報は出てきませんでした。
ただBybitに上場していたり、著名な企業から投資されているので、自分のリサーチ不足な可能性があります。
もしご存じの方はインスタやツイッターで一報下されば、幸いです。
活動拠点(実際に存在するかも併せて):仮想通貨 APEX
![](https://crypt-information.com/wp-content/uploads/2023/02/My-project-1.png)
開発拠点・活動拠点がしっかり記載してあれば、信用度は上がります。
ただこれからはより非中央集権化が進むと思われるため、活動拠点がしっかりとしているものも少なくなってくるかもしれません。あれば本当に存在しているのか確認してみましょう。
【APEX 活動拠点】:
ホワイトペーパーからは見つけられませんでした。
【検索結果】:
また開発者同様に検索しても発行拠点についての情報は出てきませんでした。
発行主体同様、もしご存じの方いらっしゃれば、インスタやツイッターでご一報くださると助かります。
資金調達方法(資金の使い方も併せて):仮想通貨 APEX 将来性
![](https://crypt-information.com/wp-content/uploads/2023/02/My-project-1-2.png)
資金の有無はその仮想通貨の将来性にも大きく関わってきます。
資金調達がしっかり公表されており、資金調達した企業が大物であればあるほど世間からの期待は大きいものとなり、価格もそれに比例するものです。
資金調達とは少し話がずれますが、かのイーロンマスクがドージコインに投資をするようなツイートをしたところ、とんでもない高騰を見せました。
たまたま買っていた方羨ましい…。(笑)
【APEX 資金調達方法】:
ホワイトペーパーからは見つけられませんでした。
【検索結果】:
出資金額の記載はありませんでしたが、APEXのホームページに出資者の画像が記載されていました。
中にはDragonfly Capital(企業価値1000億円近く)やユニコーン投資でとても有名なTiger Gloabalなど有名企業が名を連ねていました。
やはり出資企業がはっきりしていると信用できますね。
以下に参考にした画像を共有いたします。
![](https://crypt-information.com/wp-content/uploads/2022/11/image-6-1024x205.png)
開発目的(具体性のあるものかどうか):仮想通貨 APEX とは?
![](https://crypt-information.com/wp-content/uploads/2023/02/ゴール.png)
開発目的がはっきりしていない仮想通貨は将来性ははっきりいってありません。
もしあなたが本気でどこかの株を買う際、何のためにその会社が存在しているのか調べたりしますよね。
その会社が目的を持たずふんわりやっていそうだなと判断した時投資するでしょうか?
私ならしません…。
ただ、ホワイトペーパーに開発目的が書かれていないからといって将来性が無いとは言い切れません。
ホワイトペーパーが技術に関してを中心に書かれているものも多いためです。
【APEX 開発目的】:
APEXの開発目的に関しての記載は、ホワイトペーパーに以下のような記載がありました。
ソーシャルトレーディングプラットフォームを確立させることが目的の様です。
FTXの破綻でDEX市場が注目されていますが、この波に乗れるのか注目ですね。
・ApeX Protocolは、(1)グローバルアクセスの制限、(2)不十分な取引実績、(3)不十分なセキュリティとプライバシー保護の問題点を、シンプルでありながら動的なソリューション(分散型で許可のないネットワークを利用したソーシャルトレーディング)で解決する予定です。
・ソーシャルトレーディングプラットフォームを確立することです。これは、受動的収入のより多くの手段を持つ経験豊富なトレーダー、および他のトレーダーの行動、シグナル、戦略を観察して複製できる経験の浅いトレーダーに利益をもたらします。
📑 Litepaper – ApeX Pro (gitbook.io)より引用
2023/01/04
発行上限:APEX 価格
![](https://crypt-information.com/wp-content/uploads/2023/02/My-project-1-3.png)
発行上限はその仮想通貨の価格に大きく影響を及ぼします。
極論を言ってしまうと、もし無限に発行されるものの場合、価格はどこまでも落ちる可能性があります。
上限がきちんと制定されているモノの方が筆者は安心いたします。
【APEX 発行上限】:
ホワイトペーパーに10億枚との記載がありました。
また供給のすべてをすでに供給済のようですね。