コインチェックの第2弾IEO銘柄について教えて欲しいなぁ
コインチェックや公式から概要や目的など公表されているけど、
やはりホワイトペーパーからの分析はないね。任せてよ!
ホワイトぺーパーとは?
ホワイトペーパーとはその仮想通貨の開発された目的や技術について、今後の計画などが記載された報告書のようなものです。
ほとんどの仮想通貨にはホワイトペーパーは必ず用意されており、信頼できる報告書です。
気になる仮想通貨がある場合は、必ずホワイトペーパーを見るようにしましょう。
より詳しくはホームに記載しておりますので、仮想通貨 分析所 | 将来性のある仮想通貨の分析結果。 (crypt-information.com)をご参照ください。
ただ、ホワイトペーパーは全て英語で書かれていたり、技術の事ばかりで読みにくい事も多いです…。
そこで、当サイトでは、仮想通貨毎のホワイトペーパーから読み取れた内容などを用いて今後の予想などしていきます。
ぜひ参考にしていってください◎
目次
結論|今後の予想
1.「確認ポイント」
1-1.ロードマップ(開発スケジュール)
1-2.発行主体(プロジェクトメンバー)
1-3.拠点
1-4.資金調達方法・使い道
1-5.開発目的(具体性があるか)
1-6.発行上限
2.「ホワイトペーパー」
2-1.日本語訳
2-2.原文
結論|今後の予想
まず今後の予想から記載します。
結論:今回の分析だと、かなり安心して投資できるものと判断いたしました。
安心度合い:
今後の鍵は如何に今回の資金を利用し、コミュニティを活性化させるか、豊富なファンを持つコミュニティが参加してくれるかにかかっています。
今の実績、パートナーがあれば日本国内で、ある程度のエコシステムの拡大は可能だと思います。
しかし、その先の海外へのエコシステムの拡大となると、やはり資金面でもパートナー面でもまだまだ有名なクリプトに比べると足元にも及びません。
海外進出に向けてどのような取り組みをしていくのか注視していきましょう。
【良い点】
・確認すべき事項が全て記載されている点(中々ない!◎)
・資金の使い道などもグラフにより分かりやすく記載されている点
(また、チーム内分に関しては売却制限を設けている点)
・インフルエンサーがアドバイザーとして就任している点(初心者が投資しやすい=資金流入が見込まれる)
【懸念点】
・ロードマップが少し大雑把な印象は拭えない。(SNSなどでロードマップがあれば、改定いたします…!)
仮想通貨FNCTとは?
まず「FiNANCiE」とはスポーツクラブやクリエイター(具体例:ユーチューバーなど)がファンと共に夢や目標を実現するためのコミュニティおよびエコシステムを構築するプラットフォームです。
現代は、「個」でも稼げる時代ではありますが、プラットフォームとほんの一部のクリエイターしか利益を手に出来ていません。
また、そのクリエイターなどを応援してくれているファンに明確な利益の還元できず、
知名度の低い時期から支えてきてくれたファンにも特別な還元をすることができない事は問題であると株式会社フィナンシェは考えています。
そんな課題を解決する仕組みを「FiNANCiE」は持っており、そこで用いられている基軸通貨がFNCTです。
【特徴】
・最大で50%までBurnする仕組みがある(四半期に一度Burnされる。その実績はアナウンスされる)
・トークンを持ってくれている人に対し、インセンティブ報酬がある
簡単に特徴を掴めたところで、ホワイトペーパーの分析に進みましょう。
1.「ホワイトペーパー 確認ポイント」
まず以下の図をご覧ください。
ホワイトペーパーから読み取るべきポイントを簡単にまとめたものです。
ホワイトペーパーからはひとまず、発行上限までの6つの事項が確認できるかチェックしましょう。
仮想通貨は信用できる情報をどれだけ早く正確に手に入れられるかが大事です。
チェック項目を絞っておくことで、少しでも他の方より一歩先へ行けるよう準備しておきましょう。
ただ、ホワイトペーパーの中には、技術的側面が多く記載されたホワイトペーパーや、記載情報が少ないものもあります。
そこで、上記の6つの項目がホワイトペーパーに記載されているかの有無と、無かった場合の簡易的な検索結果をまとめましたので、ぜひご活用下さい。
1-1.ロードマップ(開発スケジュール)|仮想通貨 FNCT 将来性
ロードマップとは、丁寧に一言で表すと、「(ある仮想通貨の)今後の計画を記したもの」です。
ホワイトペーパ―の中で、その仮想通貨の今後または現在の進捗具合を知るのに、ロードマップは大きな役割を果たします。このロードマップが細かく書かれている方が投資家にとっても投資対象かどうか判断しやすいですし、綿密な計画を練っている事も判断できるので、ロードマップの粒度も確認したいポイントです。
【FNCT ロードマップ】:
ホワイトペーパーにロードマップの記載はありました。
しかし、少し大雑把なロードマップになっている感は否めない印象です。
もしかするとSNSなどに詳細なロードマップについての記載があるかもしれないので、調査完了次第、更新いたします。
フォロワー数がその通貨の将来性のカギとなる?!公式SNSについての記事はこちら
1-2.発行主体(プロジェクトメンバー)|仮想通貨 フィナンシェ 開発メンバー
発行主体は見落としがちですが、しっかり確認しましょう。
時価総額が高くETHのように有名であれば、発行元が不明瞭なことはあり得ませんが、念のためどのホワイトペーパーでも確認するようにしましょう。
【フィナンシェ 開発メンバー】:
ホワイトペーパーに著名なアドバイザーを含め記載がありました。
特にCEOの國光 宏尚氏はgumi Cryptos匿名組合を組成し、クリプト系ファンドで出資を進めてきており、イーサリアム経済圏の有識者として知られています。
また、アドバイザーには元日本代表本田圭佑選手をはじめ、長友佑都選手、インフルエンサーの佐藤ノアさんなど著名な方が就任しており、投資初心者の方もなじみやすいのではないでしょうか?
1-3.活動拠点(実際に存在するかも併せて)
開発拠点・活動拠点がしっかり記載してあれば、信用度は上がります。
ただこれからはより非中央集権化が進むと思われるため、活動拠点がしっかりとしているものも少なくなってくるかもしれません。あれば本当に存在しているのか確認してみましょう。
【フィナンシェ 活動拠点】:
ホワイトペーパーに簡易的にですが、きちんと記載がありました。
1-4.資金調達方法(資金の使い方も併せて)|仮想通貨 FNCT ホワイトペーパー
資金の有無はその仮想通貨の将来性にも大きく関わってきます。
資金調達がしっかり公表されており、資金調達した企業が大物であればあるほど世間からの期待は大きいものとなり、価格もそれに比例するものです。
資金調達とは少し話がずれますが、かのイーロンマスクがドージコインに投資をするようなツイートをしたところ、とんでもない高騰を見せました。
たまたま買っていた方羨ましい…。(笑)
【フィナンシェ 資金調達方法】:
今回のIEOでは資金調達目標金額は10億6600万円となっています。
さらに、当ホワイトペーパーにはその資金の使い道に関しても記載がありました。
このプラットフォームの性質上、性能よりもマーケティングの方が大事と筆者は感じているので、
開発費とマーケティング費用が50:50というとこも納得がいく内容です。
1-5.開発目的(具体性のあるものかどうか)
開発目的がはっきりしていない仮想通貨は将来性ははっきりいってありません。
もしあなたが本気でどこかの株を買う際、何のためにその会社が存在しているのか調べたりしますよね。
その会社が目的を持たずふんわりやっていそうだなと判断した時投資するでしょうか?
私ならしません…。
ただ、ホワイトペーパーに開発目的が書かれていないからといって将来性が無いとは言い切れません。
ホワイトペーパーが技術に関してを中心に書かれているものも多いためです。
【フィナンシェ 開発目的】:
ホワイトペーパーの記載を少しまとめて記載いたします。
・クリエイターからファンに還元できる仕組みが無い
・作品が届くか否かはプラットフォームのアルゴリズムにコントロールされ、プラットフォームのアテンションを拡大するクリエイターのみが利益を得られる構造になっている点
上記一連の課題に対する解決策として、FiNANCiEでは、クリエイターとファンが構成するコミュニティを主体としてビジョンを実現していく仕組みを提供しています。FiNANCiEプラットフォームだけが成長するための恣意的なアルゴリズムはなく、収益の多くはスポーツクラブやクリエイターに届けられます。コミュニティのオーナーであるスポーツクラブやクリエイターが資金を得られるのはもちろん、サポーターとなるファンにも明確なメリットを還元することができるように設計されています。
そんなプラットフォーム「FiNANCiE」のトークンエコノミーをより広範なネットワークに広げ、拡大するブロックチェーンの市場やユースケースに適合していくためにFNCTは発行されました。
1-6.発行上限|仮想通貨 フィナンシェ 価格
発行上限はその仮想通貨の価格に大きく影響を及ぼします。
極論を言ってしまうと、もし無限に発行されるものの場合、価格はどこまでも落ちる可能性があります。
上限がきちんと制定されているモノの方が筆者は安心いたします。
【フィナンシェ 発行上限】:
ホワイトペーパーに記載があり、200億枚が発行上限となっており、その分布も図にて記載がありました。
気になる部分は”チーム”への配分の25%ですが、「プロジェクト初期の安定的なガバナンス体制および長期的なコミットメントを前提とするため、チーム分に関しては一定期間の売却制限を設定します。」とのことです。
具体的な売却制限の期間にも記載がありました。
この辺がきちんと定められている点は透明性が高く、信頼できますね。
2.「ホワイトペーパー」
以下では原文のリンクを記載しておりますので是非ご活用ください。(元から日本語の為、和訳の必要なし)
2-1.仮想通貨フィナンシェ ホワイトペーパー 原文
フィナンシェトークン – FNCT – フィナンシェトークン (gitbook.io)